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自社開発電鋳技術のご紹介


高均一電着 ヒット(Hi−t)電鋳法

モジュールが1.0を超えるウォームギヤ、ウォームホイール、かさ歯車などの機構部品やアスペクト比が1を超えるL/Sパターンなど本来電鋳を行うことが難しい形状を、短納期で忠実に転写するために、高均一電着ヒット(Hi−t)電鋳法を開発しました。

均一電着性は、陰極/陽極の配置、形状等によってきまる一次電流分布が、電解液の組成、電着条件などによって発生する分極作用により、どう変化(改善・悪化)したかを示す数値です。 均一電着性の数値が高い=一次電流分布に比べて二次電流分布が改善されていることになります。

当社のヒット電鋳法は、分極作用を高めるために添加する分極剤により、電着応力が大きく変化することを抑え、一般浴に比べ高い均一電着性と安定した電着特性を両立していることを特徴としております。
また一般のスルファミン酸ニッケル浴からの電析物は、電着終了後に、径時変化もしくは熱履歴を受けると、再結晶により外径に対して15×10-5程度の膨張が見られますが、本電鋳法による電析物は、-5×10-5程度の収縮となり、寸法変化をきらう高精度光学部品向けの電鋳法としてお勧めできます。