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自社開発電鋳技術のご紹介


高硬度ニコリューム電鋳(ニッケルコバルト合金電鋳)

電鋳金型

一般的なニッケル電鋳の硬度は、Hv200前後ですが、成形用の金型駒として使用する場合、十分な硬度とは言えません。
一方有機添加剤に頼った硬度上昇は硫黄の粒界偏析により、脆化をきたしやすく、射出成形やコンプレッション成形では型圧や衝撃によりクラックが発生しやすくなり金型の信頼性を損なうことになります。
ニコリューム電鋳は、約20%の程度(電着条件によって変化します)のコバルトを含むニッケルコバルト合金で、硬度は約Hv450(電着条件、硬度測定方法によります。)となっています。

200℃程度の比較的高温の型温時でも硬度の低下、脆化の進行が著しくはありません。

3次元形状の製品では、型圧による電鋳駒の変形を減じ、またフラットパネル ディスプレイー等の成形用スタンパーにおいては、版の伸びによる変形を 減じますので、型ライフの向上に著しく寄与できると思います。 通常製品方向内面1mm程度の厚さでニコリューム電鋳を行い、その後 のニッケル電鋳でバックアップを行います。 コバルトは大変高価な金属ですが、必要に応じてオールニコリューム電鋳で 電鋳駒を製作することも出来ますので、ご相談ください。